• arrows
  • PHOTO SESSION
  • [ 猫 × 空 ]
arrows Beで撮る猫
Junya Umetsu

プロフィール

東京カメラ部コンテスト入賞者

Junya Umetsu

1972年生まれ。家族(妻、娘、猫)の写真をきれいに残したくて、ちょっといいカメラを購入。
東京カメラ部コンテスト2014で当時5歳の娘がおばあちゃんを撮った1枚が選ばれる(笑)
東京カメラ部コンテスト2015で日本の47枚に入選し、奇跡の親子入選を達成。
NEKOくらぶ写真集の1ページ目を飾る。

東京カメラ部コンテスト入賞者 ・ Junya Umetsuさんの主要テーマは愛猫。今回はスマートフォンで猫を撮ることの楽しさ、魅力、利点などを伺った。

撮影に使用した「arrows Be F-04K」(富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社)は、F1.9・デュアルピクセルセンサーによる高感度性能を特長としている。

写真

──今回は“猫の撮影”がテーマですが、猫の写真はよくお撮りになるのですか?

普段から猫や子供を撮影しています。普段の生活の中でこまめに撮ることを心掛けていて、たくさん撮った中に数枚、皆がアッと驚くような写真が含まれていればいいなと思っています。猫に関しては、12歳のスコティッシュフォールドを飼っていまして、その子を撮った写真を、年に1回、横浜赤レンガ倉庫で開催されている「ねこ写真展」に出品するのをライフワークにしています。

写真

──猫をスマートフォンで撮影することはありますか?

正直に言いますと、あまり使ったことがありません。ただ、うちの猫はカメラが大嫌いで、それを活かしてあまりかわいくは撮らないというポリシーで撮っています(笑)。スマートフォンであればカメラを使うよりは警戒心がなくなるはずなので、ボケを作ることは難しいかもしれないですが、利点を活かした撮影をしていこうと考えました。

写真

──ではarrows Be F-04Kで実際にお撮りになった写真を見ながら解説をお願いいたします。

窓を背に、逆光気味でarrows Beにかなりの無理をさせていますが、それでもちゃんと撮れますよね。部屋のごちゃごちゃは写したくないので、どうしても窓を背景にしますが、そうすると逆光になります。カメラを向けたときは猫の顔が暗くなるんですが、顔の部分をタッチするとAFが作動すると同時に明るさもそこに合わせてくれるので、グッと明るさが持ち上がるんです。このときに、スマートフォンでも十分に撮ることができると確信しました。露出補正を自分でするのではなく、タッチするだけでここまでできることに驚きましたね。

写真

こちらも逆光です。夏の日射しなのでかなり強い逆光ですが、毛並みも美しく表現されていますし日射しを浴びた輪郭もきらきらと描写されています。フレアやゴーストは出現しませんし、とても優秀だと思います。いつも使っているデジタル一眼で撮ろうとすると、少し苦心するようなシーンではないでしょうか。

写真

トイレットペーパーの芯をスマートフォンのレンズ部分に被せて撮りました。芯の中も真っ暗にならなかったことでユニークな写真になりました。レンズの直径が小さいスマートフォンだからこその1枚だと思います。

写真

覗き込んだ写真が続きますが、こちらは果物のネットです。猫の頭に被せるような写真が流行しましたが、うちの猫は被せると嫌な顔をするので、ネット越しで撮影をしています。目や鼻にはピントがピシッときており、ネットの手前はボケています。このような前ボケのある写真も撮ることができ、本格的な機材で撮影をしたかのような雰囲気を出すこともできます。

写真

これは作り物の軽いリンゴです。頭の上に置いた瞬間を撮影しており、arrows Beのレスポンスの速さがあってこその写真だと思います。

写真

わたしは船橋在住なので、リンゴだけでなく名物である梨と一緒の写真も撮ってみました(笑)。

写真

よく見ると、しずくの中に猫の顔が写っているんです。しずくにもっと近づいて撮ることもできましたが、敢えてしずくを虫眼鏡で拡大するという手法で撮影しています。しずくの写真を撮る人にはバレてしまいますが、これはフェイク写真なんです。通常、しずくの中は上下左右逆像で写り込むので、猫が逆さに寝ていたりしない限り、このように写り込むことはないんですね。これは上下逆さに猫の写真を置き、それを写り込ませて撮影しています。

写真

──かなりボケが豊かですね。

相当に猫に近づいて撮影をしていますが、ここまで近づいて撮影をするとボケも大きくなってきます家のごちゃごちゃも写らないですし、仮に女性であれば写真からプラバシーの流出も守ることができるくらいのボケの豊かさだと思います。部屋の蛍光灯の下で撮っているだけですが発色もキレイです。

写真

──陰影が美しい1枚です。

ダンボールの中なのでかなり暗いシーンです。おそらくかなりの高感度に設定されていると思いますが、パソコンに取り込んでモニターで見ても緻密に描写されており、スマートフォンの写りとは思えないクオリティーでした。また、このくらいの距離感でカメラを構えると猫はかなり嫌がってそっぽを向いたり逃げたりしますが、スマートフォンなのでしっかりとカメラ目線で撮ることができました。猫はレンズが眼に見えて嫌がるそうですが、やはりレンズが小さい方がリラックスしてくれますね。

写真

ベランダから部屋の中の猫を撮りました。カーテンの隙間ですね。外にセミが飛んでいて、それを見ている素の表情ですね。カーテンの質感も細かく出ており、スマートフォンで撮ったとは気付かれない写真だと思います。

写真

──ベロが出ているかわいい瞬間です。

連写モードにもカンタンに切り替えることができます。また高感度に強いという特性を活かして、arrows Beは自動で高感度+高速シャッターを選択しているようで、高速で動く舌をピタッと止めてくれました。わたしは浴槽に入って構えています。デジタル一眼では撮ることができないようなシーンで気軽に使えるのはスマートフォンならではですよね。

写真

この写真のみ、arrows Beに最初から入っているアプリケーションで白黒化しています。立派な作品に見えますよね。そのくらいのクオリティーで撮ることができるということを伝えたくてご紹介しました。

写真

──arrows Beで愛猫を撮影してみての総評はいかがでしたか?

シンプルに撮るだけでここまで写ることが心地良かったです。何より高感度の強さに驚きました。暗い室内で撮っていてもザラザラとノイジーになることがなく、ノンフラッシュで高品質な写真を撮ることができます。猫の撮影でフラッシュはNG事項ですから、高感度に強いことは大きな武器ですね。そしてスマートフォンならではの軽快さで猫に警戒心を抱かせないのも強み。arrows Beだからこそ撮れた表情も多かったと思います。スマートフォンでまさかここまで撮れるとは思いませんでした。

Junya Umetsuさんが撮影で使用したスマホ

arrows Be F-04K

夜景を切り撮る。
その感動が伝わる。
こだわりの日本製スマホ。

製品情報サイトへ

arrows Be F-04K